日南の町を好きになったことから始まった出会い
私事ですが、宮崎県日南市へ仕事で通勤していた時期があります。
仕事で日南へ通うようになると、だんだんと日南という町が好きになっていきました。
豊かな自然があり、人も穏やかで優しい。私には、時間がゆっくり流れているように感じられる町でした。
「いつか日南に引っ越して、妻と一緒に穏やかな田舎暮らしができたらいいなぁ。」
そんなことを思うようになったのも、この頃です。
そんなある日、日南の町をぶらぶらと回っていた私は、小さな雑貨屋さんを見つけました。
お店の名前は「bamboo」!
そこで、私の目に飛び込んできたのが、一つのデニムバッグでした。
それが、セルリアンさんのオリジナルハンドメイドデニムバッグとの出会いでした。
bamboo で一目惚れしたデニムバッグ
そのバッグを初めて見たときの印象は、今でも覚えています。
「これは素敵だな。」
まさに一目惚れでした。
手に取ってみると、見た目だけではありません。
ペットボトルなどの飲み物を入れられるスペースがあり、小物を入れる場所もしっかりと作られています。
使う人のことを考えて、細かなところまで工夫されている。
そして、何よりも丁寧に作られていることが伝わってきました。
デニムを再利用して、一つひとつ形にしていく。
「これが本当のハンドメイドなんだな。」
私は、そんなことを感じました。
ただ、そのときはバッグを購入せず、お店を出ました。
でも、バッグのことが頭から離れません。
「このバッグを作った人は、どんな人なんだろう?」
気になった私は、もう一度bambooに行きました。そしてbambooの店員さんに尋ねました。
そこで、作品を作っている方の名前が「坂元さん」であること、そして坂元さんの作品をお店で扱っていることを教えてもらいました。
私は、バッグだけではなく、そのバッグを作った坂元さん本人に会ってみたいと思うようになりました。
西都原のマルシェで坂元さんと初めて会う
坂元さんは、自分で作ったデニムバッグを持って、いろいろなマルシェに出店されていました。
テントを張り、机の上に自分の作品を並べ、マルシェに来た人たちに作品を見てもらう。
気に入った人が購入する。
そんなスタイルで活動されていたんです。
あるとき、西都原のマルシェに坂元さんが出店するという情報を知りました。
「それなら、会いに行ってみよう。」
そう思い、私はそのマルシェへ足を運びました。
会場にはいくつものお店が並んでいました。
その中で、bambooで見たものと同じタイプのデニムバッグを見つけました。
「ああ、ここだ!」
すぐに坂元さんのところへ行きました。
それが、坂元さんとの初めての出会いでした。
話をしてみると、坂元さんも日南の方。
私は当時、日南へ仕事で通っていましたから、
「日南から来たんですか?」
というところから話が始まり、自然と会話が弾みました。
そして何より印象に残ったのが、坂元さんの人柄です。
とても気さくな方で、初めて会ったはずなのに、まるで昔から知っている知り合いのような感覚でした。
その時間がとても楽しかったことを、今でも覚えています。
そして私は、その日に初めてセルリアンさんのバッグを購入しました。
今でも大切に使っているバッグです。
私にとっては、単なるバッグではありません。
坂元さんと初めて出会った日に購入した、思い出のバッグです。

(↑私が初めて購入したCeruleanさんのデニムバッグ)
何度も会いに行きたくなったセルリアンのバッグ
それからというもの、坂元さんがどこかのマルシェに出店するという情報を知ると、そのマルシェへ足を運ぶようになりました。
目的はもちろん、坂元さんとセルリアンさんの作品です。
新作が出ていると、
「今回はどんなバッグがあるんだろう。」
と見るのが楽しみになりました。
気に入った作品があれば、無理のない範囲で購入しました。
定番のデニムパッチワークトートバッグをもう一つ。
LLサイズのオルテガ柄のデニムバッグ。(荷物を多めに入れられます。)
スマートフォンを入れられるデニムリメイクポシェット。
そして巾着デニムポーチなど。
気がつけば、私は男性ですが、
「男性がこんなに買うのかな?」
と思うくらい、いろいろなセルリアンさんの作品を持つようになっていました。
それほど私にとって魅力のあるバッグだったんです。
出かけるときには、いつも一緒に持っている気分があがるバッグ‼(笑)
「自分のお店でやってみたい」からセルリアンカフェへ
マルシェで坂元さんに会うたびに、以前からこんな話を聞いていました。
「いつか自分のお店でやってみたい。」
そんな思いを持って、作品を作り続けていた坂元さん。
私は、そのお店ができる日を楽しみにしていました。
そして、ついにその日が来ました。
坂元さんが自分のお店をオープンされたんです。
もちろん私は、お祝いの気持ちを込めて、ちょっとしたプレゼントを持ってお店へ伺いました。
現在のセルリアンカフェは、日南市西弁分にあります。
大きなお店ではありません。
10人、15人ほどのお客さんが入ると、店内がいっぱいになるくらいの小さなお店です。
でも、実際に中へ入ってみると、とてもおしゃれな雰囲気があります。
カウンターも、坂元さん自身がちょうどいい高さになるように工夫されたそうです。
お店の作りにも、坂元さんの「こういうのがかっこいい」「こういうのが素敵」という感覚が表れているように感じました。
限られた小さな空間の中に、坂元さんのセンスがぎゅっと詰まっている。
私は、そんな印象を受けました。
デニムバッグとカフェを一緒に楽しめるセルリアンカフェ
セルリアンカフェは、オープン当初からハンドメイドのデニムバッグの販売とカフェを一緒に営業されています。
バッグだけを販売するお店ではありません。
コーヒーやカフェラテなどのドリンク、シフォンケーキなども楽しめます。
私が訪れたときには、アイスコーヒーをいただきました。
とてもおいしかったです。
坂元さんは、コーヒーについてもきちんと勉強されています。
宮崎市内の、「なかはら珈琲工場」まで足を運び、コーヒーについて学んだそうです。
バッグを作ることだけではなく、カフェで提供するコーヒーにもこだわっている。
それを知ったとき、
「坂元さんは、本当に何事にもきちんと向き合う人なんだな。」
と改めて感じました。
2026年1月号の「きりしまフォーラム」でも、セルリアンカフェは日南市の小さなカフェとして紹介されています。コーヒーや手作りスイーツ、ハンドメイド雑貨、オーナーが手掛けるデニムバッグなどが紹介されており、デニムバッグについては使いやすさとデザイン性を兼ね備えた一点物として紹介されています。
日南を訪れたら、ぜひセルリアンカフェへ
私がセルリアンさんのバッグに出会ったのは、日南の小さな雑貨店でした。
最初は、ただ「素敵なバッグだな。」と思っただけです。
でも、そのバッグを作った人に興味を持ち、坂元さんに会いに行きました。
そして、実際に坂元さんと話してみると、その人柄にも惹かれました。
それから何度もマルシェへ足を運び、新しい作品を見るのが楽しみになりました。
そして今では、坂元さんは自分のお店を持っています。
一つのデニムバッグとの出会いが、こんなにも長いつながりになるとは、最初は思ってもいませんでした。
私が最初に購入したバッグは、今でも大切に使っています。
そして初めて坂元さんに会った日のこと振り返ると、よくここまで頑張ってこられたなぁ。と心から思います。
セルリアンさんのデニムバッグには、デニムの素材感やデザインだけではなく、作り手である坂元さんの人柄や、ものづくりへの思いも込められているように私は感じています。
もし日南を訪れる機会があれば、ぜひセルリアンカフェを訪ねてみてください。
デニムバッグを実際に手に取ってみるのもいいですし、コーヒーやスイーツを楽しみながら、店内に並ぶハンドメイド作品を眺めるのもおすすめです。
私が日南で偶然出会った、世界にひとつのデニムバッグ。
その出会いから始まった坂本さんとのつながりが、これからも続いていけばいいなと思っています。
セルリアンカフェの店舗情報
- 店名:セルリアンカフェ(Cerulean cafe)
- 住所:宮崎県日南市西弁分5-1-4
- 電話:050-3690-1178
- 営業時間:10:00~16:00
- 定休日:水曜日・日曜日(変更の場合あり)
- 駐車場:あり(3台)
- Instagram:@cerulean_cafe





※営業時間や定休日などは変更される場合があります。訪問前に公式Instagramなどで最新情報をご確認ください。現在確認できる店舗情報は、UMKの店舗情報にも掲載されています。

コメント